専門学校に入学して大手エアラインの航空整備士になる具体的な方法

日本でいう大手エアラインはJALとANAの2社になります。JALとANAの航空機整備業務は各グループの系列の航空機整備会社が担っています。空港でJALやANAのマークを付けている整備士さんもそれぞれの系列整備会社の社員さんです。多くの人がイメージする飛行機の整備士さんはこの人たちです。この記事では大手エアライン整備士になる具体的な方法を僕自身の経験をもとに紹介します。

不明な点はお問い合わせから気軽に聞いてください。僕は航空整備士をめざす人を全力で応援します。

大手エアライン系列航空機整備会社の種類

  • 株式会社JALエンジニアリング
  • ANAベースメンテナンステクニクス株式会社
  • ANAラインメンテナンステクニクス株式会社
  • ANAコンポーネントテクニクス株式会社
  • ANAエンジンテクニクス株式会社

代表的な大手エアライン系列の航空機整備会社は上記の会社。JALは一社なのに対してANAは整備部門の中でもさらに会社が分けられています。JAL系列に入社したい人はJALエンジニアリング一択です。ANAはドック整備を専門にするANAベースメンテナンステクニクス株式会社、ライン整備を専門にするラインメンテナンステクニクスなどがあります。ちなみに空港でよく目にするのはライン整備士です。

ドック整備、ライン整備などは他の記事で詳細に説明します

航空整備士に多い学歴・職歴

航空整備士の学歴は割合の高い順に以下のようになります。

  1. 高校 → 航空専門学校 → エアライン系列航空機整備会社(専門学校卒)
  2. 高校 → 4年制大学 → エアライン系列航空機整備会社(大卒)
  3. 高等専門学校 → エアライン系列航空機整備会社(高専卒)
  4. 工業高校 → エアライン系列航空機整備会社(高卒)
  5. 他企業 → エアライン系列航空機整備会社(中途採用)

一番多いのは専門学校を卒業して航空整備士として入社する方法。航空整備士になりたい人はまず真っ先にこの方法を考えましょう。空港で見かけるつなぎを着た整備士さんの多くは、航空系の専門学校を卒業しているということです。僕自身この方法で航空整備士になりました。この方法の大卒と比べたメリット・デメリットは以下の通り

メリット

  • 一生の思い出になる
  • 航空業界へ就職しやすい
  • 入社前に資格取れる
  • 入社後も早く資格取れる
  • 入試落ちた人聞いたことない
  • 入社後知り合い多い

デメリット

  • テスト多すぎ
  • 進路の幅が狭い
  • 学費が若干高い
  • 休みが若干少ない

メリット、デメリットはこんな感じでしょうか。こちらも他の記事で詳しく解説します。

専門学校の種類

  • 国際航空専門学校(埼玉県所沢市)
  • 中日本航空専門学校(岐阜県関市)
  • 日本航空大学校千歳空港キャンパス(北海道千歳市)
  • 日本航空大学校能登空港キャンパス(石川県輪島市)
  • 大阪航空専門学校(大阪府堺市)
  • 東日本航空専門学校(宮城県岩沼市)
  • 千葉職業能力開発短期大学校(千葉県成田市)

専門学校卒で入社する人の大半が上記のいずれかを卒業しています。

具体的な手順

遅くなりましたが、ここからが具体的にやることです。これは普通の高校から専門学校へ行った僕の一例です。ちなみに普通の高校のスポーツ科に在籍してました。学力は確実に平均以下でした

高校3年生

  • 募集要項を取り寄せる
  • オープンキャンパスに参加する
  • 入試の申し込みをする
  • 入試を受けて合格する
  • 入学までに準備するものは学校から指示される

専門学校

とりあえず入試の手続きが面倒くさいので入学してしまえばあとは学校の指示に従って勉強開始です。勉強は暗記がほとんどです。ちなみに僕の周りの人の学力もお世辞にも高いとは言えません。入学前にやっておいた方が良いのは英語です。みんな苦労します。

就職に関しては専門学校はプロ中のプロです。自分の目標を伝えましょう。必ずサポートしてくれます。

最後に

今回は航空整備士になる方法を説明しましたが、ここをもっと深堀してほしい等、質問がありましたらお問い合わせから気軽にご相談してください。

皆さんが大空にはばたく日を楽しみにしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました